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タニサケの コラム

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芝生+樹木のある庭のナメクジ対策……あなたならどうする?

ナメクジ

我が家には、ヒメコウライシバの芝生と、イロハモミジ、クロガネモチ、レッドロビン、サツキツツジ、サカキなどの庭木があります。

このような芝生や庭木のある庭では、湿った土や落ち葉の下、植木鉢や石の裏などにナメクジさんが潜んでいます。

雨の日や雨上がりになると、玄関ポーチにもナメクジさんが出没しやすくなります。一年を通してナメクジさんを避けながら歩く日常に、すっかりうんざりしてしまいました……。

そこで本腰を入れて、我が家の庭と玄関まわりのナメクジさん対策に取り組んでみることにしました。

日本でよく見られるナメクジさんの種類

日本の庭や住宅周辺では、フタスジナメクジやチャコウラナメクジなどがよく見られます。

フタスジナメクジは、日本に古くから生息しているナメクジさんです。背中に黒っぽい筋が見られることがあり、林や公園、人家の庭など、さまざまな場所に生息しています。

一方、住宅地や畑などでよく見かけるチャコウラナメクジは、ヨーロッパ原産の外来種です。現在では本州、四国、九州を中心に広く定着し、身近なナメクジさんの一つになっています。

森林など自然の多い場所では、体長が10cmを超えることもある大型のヤマナメクジが見られます。

さらに近年は、背中にヒョウ柄のような模様がある大型の外来種「マダラコウラナメクジ」も、国内の一部地域で分布を広げています。

このように、日本の身近な環境では、在来種だけでなく、海外から入ってきたナメクジさんも見られるようになっています。

ナメクジさんによる被害

ナメクジさんは雑食性ですが、特に植物の新芽、若葉、花びら、やわらかい果実などを好んで食べます。

被害を受けた植物には、不規則な穴やかじられた跡が残ります。発芽したばかりの苗では、茎や葉を食べられて生育できなくなることもあります。

芝生や庭木の周囲だけでなく、家庭菜園のレタス、キャベツ、ハクサイ、イチゴなども被害を受けやすいため、雨の多い時期には注意が必要です。

ナメクジさんが移動した場所には、光沢のある粘液の跡が残ります。玄関ポーチ、勝手口、犬走りなどに何本もの白色や銀色の筋が残り、見た目が悪くなることも悩みの一つです。

また、ナメクジさんには寄生虫が付着している可能性があるため、素手では触らないようにしてください。捕獲するときは手袋や割り箸などを使用し、触れてしまった場合は石けんで十分に手を洗いましょう。

ナメクジさんとカタツムリの違い

ナメクジさんとカタツムリは、どちらも陸上で生活する巻貝の仲間です。

最も分かりやすい違いは、体の外側に殻が見えるかどうかです。カタツムリには渦巻き状の殻がありますが、ナメクジさんは進化の過程で殻が退化し、一般的には体の外から殻が見えません。

殻がないナメクジさんは狭い隙間にも入り込みやすく、植木鉢や石の下、芝生の根元、落ち葉の間などに潜んでいます。

ナメクジさんが潜みにくい庭づくり

ナメクジさんは乾燥に弱く、湿気が多くて日光の当たりにくい場所を好みます。そのため、まずは庭の湿気と隠れ場所を減らすことが大切です。

伸びすぎた芝生や雑草を刈り、落ち葉、枯れ草、廃材などを片付けて、風通しをよくしましょう。植木鉢やブロック、庭石の下も、ナメクジさんが潜みやすい場所です。

水やりを夕方や夜に行うと、地面が濡れた状態のまま夜を迎え、ナメクジさんが活動しやすくなります。可能であれば水やりは朝に行い、日中に地表が乾きやすい状態をつくりましょう。

雨の日や雨上がりの夕方から夜間に庭を確認すると、活動中のナメクジさんを見つけやすくなります。見つけた場合は、素手で触れず、手袋や道具を使って捕獲してください。

農作物や庭の植物に駆除剤を使用する場合は、対象となる植物とナメクジ類に適用のある登録農薬を選び、ラベルに記載された使用量、使用方法、使用回数などを守ってください。

玄関、勝手口、犬走りのナメクジさんにはナメクジキラーF

芝生や庭木、家庭菜園などの農作物を除く、玄関ポーチ、勝手口、犬走りなどの屋外には、タニサケのナメクジキラーFを使用できます。

ナメクジさんがよく出る場所に、1㎡当たり1~5gを目安として、一か所に固めず、粒同士が離れるように広くまいてください。使用するときは、必ず製品表示に記載された用法・用量を確認してください。

ナメクジさんの移動速度は、おおむね秒速1~4mmです。わずか50cmを進むだけでも2~8分ほどかかるため、一見するとあまり移動しないように思えます。

しかし、ナメクジさんは人が寝ている夜間に、餌や湿った場所を探して断続的に動き回ります。そのため、一晩のうちに数m移動することもあります。

ナメクジさんは、粘液を出して地面との摩擦を調節しながら進みます。この粘液は乾くと白色や銀色の筋となり、玄関ポーチ、勝手口、犬走りなどに目立つ跡を残します。

そのまま放置すると、同じ個体が何度も移動したり、複数のナメクジさんが出入りしたりすることで、粘液の跡が次々と増えていきます。気付いたときには、玄関まわりが何本もの光る筋で汚れていることもあります。

このため、ナメクジさんを見かける場所だけに粒を固めて置くのではなく、移動する範囲を考えて、ナメクジキラーFを広く、薄く、まんべんなくまくことがポイントです。

ナメクジさんは夕方から夜間に活動しやすいため、ナメクジキラーFも夕方にまくと効果的です。

ナメクジキラーFは食べたナメクジさんの食欲を低下させます

ナメクジキラーFの有効成分は、リン酸鉄(Ⅲ)です。

ナメクジキラーFの粒を食べたナメクジさんは食欲が低下し、徐々に弱っていきます。その後、人目につきにくい場所へ戻って死ぬため、死骸を目にする機会や、死骸を片付ける手間を減らすことができます。

また、ナメクジキラーはナメクジ・カタツムリなどの軟体動物にしか毒性を示しません。ペットやお子様がいるご家庭でも、他の殺虫剤に比べて安心して使用できます。

効果が現れるまでの目安は、配置後3~7日です。まいた粒がすべて食べられた場合は、製品表示を確認したうえで追加してください。農薬や他の殺虫剤に比べて即効性は劣りますが、いやな死骸を見なくて済むという大きな利点があります。

ナメクジキラーFの粒は雨や水濡れに比較的強く、湿った場所でも形が崩れにくいように作られています。メーカーの製品情報では、使用環境にもよりますが、効果は2週間以上形を保ったまま持続するとされています。

なお、ナメクジキラーFは農薬ではないため、農作物には使用できません。また、室内では使用せず、玄関ポーチや犬走りなどの屋外で使用してください。

主要成分には食品にも使われる成分が含まれていますが、ナメクジキラーF自体は食品ではありません。子どもやペットが誤って口にしないように注意し、定められた用法・用量を守って使用してください。

玄関や勝手口、犬走りに残るナメクジさんの跡にお悩みの方は、庭の環境改善とあわせて、タニサケのナメクジキラーFをぜひ一度お試しください。

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