害虫対策マニュアル

Manual

COCKROACH

ゴキブリ対策マニュアル

ゴキブリ

ゴキブリ("G")

嫌いな虫ランキングは不動の1位! 国が定めた「衛生害虫」でもあります。
いつの間にか侵入し、いつの間にか増えている・・・恐竜がいた白亜紀から現代まで、絶滅しなかった生存能力は、最恐というほかありません。
様々な病気の原因となり、近年は喘息・アレルギーの要因ともされています。また糞や死骸で家を汚すなど、良いところを見つけるのが難しいほど。
実は、昔は食べ物があふれる裕福な家にしか出没しなかったので、「小金虫(こがねむし)」と呼ばれ、お金持ちの象徴でした。ただ、日本にいる"G"の9割以上は屋外で生活し、「森の掃除屋」として見事な働きをします。しかしあの見た目と狼藉ぶりでは、屋内の"G"はやはり厄介者です。

駆除方法 Q&A

家にゴキブリを入れたくない!

ゴキブリを家に入れない、住みつかせない予防のためのポイントは、
①住みかを断つ ②餌になるものを置かない ③侵入経路を断つ の3つです!
詳しくは下の項目をチェックしていきましょう!

Q

"G"の住みかはどんなところ?

A

暗い隙間やじめじめと湿ったところ

ゴキブリは、暗い隙間や、空気の動きがなく、湿ったところが大好きです。
こんな場所はありませんか?

  • ダンボールや新聞雑誌の束を置いている。
  • 鉢植えがたくさんある。
  • 押入れや物置に物を入れっぱなしにしている。
  • 長い間、家具や冷蔵庫を移動していない。
  • 家の中でかび臭い場所がある。

ダンボールや新聞の束のあいだ、鉢植えの下などは、格好の巣になります。また、押入れなどに物を段ボール箱で保管していると、巣と産卵場所を提供してしまいます。このような場所は定期的な確認や、ダンボールの交換などが必要になります。 また、年に一度は家具を動かしてお掃除したり、家の風通しをよくすることも肝心です。

Q

"G"の餌はどんなものがあるの?

A

人の食べ残しや、ペットの餌。人の髪の毛までも食べます!

ゴキブリはあらゆるものを食べます。置きっぱなしにしていると、知らないうちに餌になっているかもしれません。
お部屋を確認して気になるところはしっかりお掃除しましょう。
弊社コラム「ゴキブリさんは何食べるの? 餌は? 嫌いなものは何?」をご参照ください。

  • 人の髪の毛や垢(あか)などの老廃物ですら餌になります。
    こまめに掃除機を掛けましょう。
  • 台所には食物を放置しない。菓子・粉類は密閉できる容器に。
  • 残飯はすぐに片付け、洗い物なども放置しない。
  • ペットの餌、排泄物などを放置しない。
  • 観葉植物などの鉢植えも腐葉土が餌になります。こまめにチェックしましょう。
Q

"G"はどこから侵入してくるの?

A

通風口・換気扇やエアコンなどの隙間

次のような場所から侵入します。気になる箇所は塞いで対策をしましょう。

1、通風口・換気扇
通風口や換気扇はよく使う侵入経路です。通風口は目の細かい金網でシールしたり、換気扇は換気扇フィルターをはめると一定の効果があります。

2、エアコン
エアコンが稼働していない間は、排水ホースと室外機を通じ侵入してきます。特に、ホースを室外に通すための穴の隙間も、侵入経路の一つになっています。
穴の隙間に関しては、室内側・室外側の両方から塞がないと、巣を作られてしまう可能性があるので、両側から防水パテで塞ぎましょう。
一般的に言われている、排水ホースの中をつたっての侵入ですが、エアコン製造メーカーのお話では、施工の標準書通りに排水ホースの出口が地面についていなければ、あまりないとのことです。
詳しくは弊社コラムもご参照ください。

3、お風呂の排水口
お風呂の排水口も、S字管でないものなど構造によっては侵入路になります。

4、キッチン下や洗面台
キッチンの下の扉を開けて、中を確認しましょう。配水管の穴が開いていて配水管が通っていると思います。その穴の隙間は通り道になります。集合住宅では配管を通して他の家庭で発生した”G"が侵入する事例が多くあります。

5、玄関の下の隙間
玄関の下の隙間や、ドアポストは代表的な侵入経路です。特に、ドアポストに郵便物が挟まっている時は、常に隙間ができているので要注意です。

6、窓
サッシ窓の多くは、電車のようにレールに乗っているため、その隙間は構造上、どうしようもありません。ほんの3~5ミリの隙間ですが、小型の”G"ならやすやすと通ります。

7、その他
古い構造の家では畳の隙間(下は板張りで隙間だらけ)や、屋根裏の通気口、長い年月の間に出来た壁と柱の隙間などからも容易に侵入します。
また、スーパーからもらってきたダンボールや、宅配便のダンボールの隙間、園芸店で購入した鉢などにまぎれて侵入します。

弊社コラム「今からできる屋内外のゴキブリさん対策(発生源・侵入経路・屋外対策・屋内対策)」をご参照ください。

今いるゴキブリをやっつけたい!

既にゴキブリが屋内に入ってしまったという時、駆除の方法はどんなものがあるのでしょうか?

Q

駆除方法の種類とそれぞれの長所と短所は?

A

駆除剤4タイプの長所と短所は以下の通り。

即効性があるものは効果が見えやすい反面、強い殺虫成分が残留するため、ペットや小さなお子様のいるご家庭では特に注意が必要になります。
デメリットも考えて駆除剤を選ぶことが大切です。

グラフ
Q

暖かくなると毎日のように"G"と遭遇します。どうしたらいい?

A

この様な場合、家の中に巣があることが強く疑われ、さらにだいぶ繁殖が進んでいると思われます。殺虫スプレーなどでは太刀打ちできません。ゴキブリキャップでも駆除が可能ですが、時間がかかってしまいます。
短期間で確実に駆除したい場合、まずは燻煙剤を使用することをお勧めします。できるだけ家具や冷蔵庫などの家電を移動させ、燻煙剤を隅々まで行き渡らせることで、家の中のGを激減させましょう。又は専門業者の力を借りましょう。しかしその後、卵から孵化した幼虫や生き残ったGが再度増え始めてしまいます。そんな時は長期間駆除できるゴキブリキャップのような毒餌剤を置いて、残ったGを絶滅させましょう。
*燻煙剤使用時は、すでに設置してある毒餌剤などはいったんまとめてビニール袋に入れて移動させ、燻煙使用後に再設置してください。燻煙剤の薬剤には忌避効果のあるものもあるためです。

Q

5,6月になると突然大きなGを見るようになるのですが?

A

室内でもしくは住宅周りで冬越ししたクロGの幼虫がいるためと思われます。
多くの日本の地域ではほとんどの場合、クロGは幼虫の状態で冬を越します。春になると大きめの幼虫は一斉に発育を再開し、5~6月にはそろって成虫になります。その後、夏~秋にかけて産卵を始めるため、家の中に巣を作らせないためにも早めの防除開始が望ましいです。毒餌剤でしたら3月ごろから置き始めると、発育を開始した食欲旺盛なゴキブリを効率よく退治することができます。また、外からの侵入を防ぐ意味でも、屋外にも毒餌剤を設置するのがよいでしょう。

Q

"G"ぽいけど、なんか細長く小さい虫(1~2㎝程度)を見つけた。大丈夫ですか?

A

チャバネGの可能性があります。このGは、ほぼ完全に室内を好み、湿気があって、餌があって暖かければ住み着いて爆発的に増えてしまいます。そうなる前に燻煙剤や毒餌剤を設置して素早く退治しましょう。もしご確認したい場合は、弊社の「虫のお悩み相談室」から写真をご送付いただければ対応いたします。

Q

家に"G"がいるかどうか確かめたいけど、どうすればいい?

A
  • 掃除の際にゴマ粒やけし粒のような糞が無いか注意して見る
  • 小豆のような卵(卵しょう)が落ちていないか見る

などがあります。
また専門業者が行っている方法のように、捕獲用粘着剤(ホイホイ系)をいくつか5日~1週間ほど置いてみると、かなりの確率でわかります。もし1週間のうちにどれか一つの粘着剤に複数匹捕獲されれば、屋内にGが生息している可能性が高いです。
もし画像を確認されたい場合は弊社コラム「ゴキブリさんの糞(ふん)はどんな形? どこにあるの?」をご参照ください。

Q

おすすめの駆除剤は?

A

タニサケのゴキブリキャップ!

ゴキブリキャップ

おすすめの理由は、耐性ができない「ホウ酸タイプ」だから

ホウ酸は古くから使われている殺虫成分です。合成殺虫剤よりは効き目は緩やかですが、大きな特長は、ゴキブリはホウ酸に対して耐性ができないことです。そのため毎年使っても、同じように効果が出ます。また消化不良による脱水症状を引き起こしますので、水を求めて外へ這い出す傾向があり、死骸の処理が少なくて済みます。 弊社のゴキブリキャップもこちらのタイプです。

ゴキブリキャップについて

ゴキブリキャップの使い方

Q

設置方法は?

A

気になるところに置くだけ!

ゴキブリキャップの設置方法は、ずばり!ゴキブリの出るところに置くだけです。
ゴキブリの住みつきやすい台所、洗面所などを重点的に。
他にも冷蔵庫の下や裏、流しの下、ガスコンロ周り(火元からは離して下さい)食器棚の下など。
玄関や勝手口に置くのも効果的です。 収容ケースのまま1メートル四方当り1個を目安として配置してください。
屋内から徹底的に駆除するために、リビング、寝室等にも広さに応じて配置すると効果的です。 (水に濡れない場所に配置してください)

ゴキブリキャップ配置図
配置場所
Q

設置時期は?

A

春先が効果的!

ゴキブリは気温が低いと活動が鈍くなり、冬眠に近い状態になります。しかし日中の気温が20度以上になると活動を開始します。そのため3、4月の春先に新しい「ゴキブリキャップ」を設置するのが効果的です。
また最近の住宅は高気密・高断熱で、冬の間もある程度活発に活動することが報告されています。そんな場合でも、有効期限の長い「ゴキブリキャップ」は効果を発揮して安心です。

設置時期
Q

効果はどのくらい続くの?

A

1年間効果が持続!

アルミ袋で包装されていますので、未開封でしたら製造から5年間は、いつ開封しても「有効期限1年間」の新鮮な状態でお使いいただけます。
製造日をご確認されたい場合は、製品外箱に記載されているロット番号をご確認のうえ、弊社HPの「お問い合わせ」からお伝えください。
開封後は空気や湿気の影響で誘引剤の効果が少しずつ弱くなっていきますので、保管などせずにすべて設置してください。

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