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ペットに配慮したナメクジ駆除剤の安全な使い方

2024.01.05

ナメクジ駆除剤の有効成分と危険性

ナメクジ駆除剤の有効成分には「メタアルデヒド」と「リン酸第二鉄」の2種類があり、いずれも少なからずワンちゃんやネコちゃんなどペットにも影響します。

ナメクジ駆除剤を安全に使用するためには、ご自宅のみならず近隣をお散歩するワンちゃんやネコちゃんにも配慮が求められます。

「メタアルデヒド」は摂食後、腸管から吸収されて食毒として作用し、ナメクジの神経伝達を阻害することで、また「リン酸第二鉄」は消化時にナメクジ腸内の細菌によって代謝され、活性酸素を発生させることで消化器が破壊され、致死作用を発現します。

特にメタアルデヒドはワンちゃんに対しても感受性が高く、その致死量はわずか30~100mg/kgとごく少量です。死亡事例もあり誤食には厳重な注意が必要です。

一方、リン酸第二鉄では、誤食によるワンちゃんの死亡事例は無く、純粋なリン酸第二鉄での致死量が600㎎/kg以上(鉄換算)ですので、駆除剤換算すると体重1kgあたり駆除剤60g相当となります。柴犬などの中型犬では600g以上食べないと致死量には至りません。しかし、食べると消化不良などを引き起こす場合があるため、注意は必要です。

ナメクジ駆除剤はお子さんやペットの届かない場所に保管

「メタアルデヒド」は誤食後の中和剤や解毒剤が存在しないため、むやみやたらに撒かないことや室内で誤食しないようナメクジ駆除剤を食品から遠ざけて手の届かない場所に厳重に保管することが大切です。

「リン酸第二鉄」の駆除剤は、「メタアルデヒド」の駆除剤よりも安全性は高く、それほど気を遣うことはありませんが、本来の食べ物ではないですし、場合によってはアレルギー等を引き起こすこともあるので、特にワンちゃんの散歩する場所にむやみに大量に散布することは避けましょう。

ナメクジ駆除剤によるワンちゃんの誤食による中毒事故の多くは、お庭に散粒した駆除剤を誤食することよりも、室内保管している駆除剤をワンちゃんが見つけて容器ごとかじって中身を大量摂取してしまうことで生じています。

ナメクジ駆除剤の購入後の保管にはくれぐれもご留意の上でご活用ください。

「ナメクジキラーF」の安全な使い方

タニサケの「ナメクジキラーF」は有効成分により安全な「リン酸第二鉄」を採用しています。

お庭やワンちゃんの散歩道に隣接する場所で使用する場合は、一箇所にまとめて盛らず、1平方メートルあたりに5gをできる限り均等に広げて散粒してください。

ナメクジ駆除剤は少量を広げて散粒することで、万一の誤食の事故を回避することができます。また、ナメクジが潜む物陰や、落ち葉の下などに隠すように撒く方がよいかもしれません。

タニサケの「ナメクジキラーF」は魚やエビなどの水産生物にも影響が小さく、環境負荷も低い選択毒性に優れたナメクジ駆除剤です。

有効成分のもつ有益性と危険性を理解した上で適切にご利用いただくことで、安全性をより確実に担保することができます。

タニサケの「ナメクジキラーF」はナメクジ対策に、現時点における最善策の一つです。

ナメクジでお困りの際には是非一度、お試し頂けましたら幸いです。

おすすめ商品

顆粒状のナメクジ駆除剤で、使用方法は、本品をそのままナメクジやカタツムリが見られる箇所周辺にまくだけです。

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