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タニサケの コラム

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ゴキブリの赤ちゃんがあちこちから出没したら!

ゴキブリ

ゴキブリの赤ちゃんがあちこちから出没!
しかも出始めたら毎日…

これはゴキブリハウス化を防ぐ最後のチャンスです!放置すると、とても厄介なことに・・・

この様な場合は、「室内でゴキブリが増える準備ができた」サインです。ゴキブリは卵が複数入った小豆大の「卵鞘」を産み付けます。その中から10~20匹の赤ちゃんゴキブリが同時に生まれるので急激に増えます。生まれた後は室内の巾木の下などあらゆる隙間に拡散してしまっている可能性もあります。
徹底駆除のためには、隙間の封鎖を行うと同時に、大人のゴキブリが侵入した場所、産卵場所の特定と、侵入場所の封鎖処理が必要です。

赤ちゃんゴキブリが集団で侵入することは稀ですので、室内でゴキブリの赤ちゃんの徘徊(はいかい)が頻繁に目撃されるのでしたら、室内で卵が孵化した可能性があります。

その場合、

・外から来たゴキブリが卵を落としていった

・室内に定住し、巣を作り繁殖を始めた

ことが考えられます。

できれば、まずは侵入経路を断ち、これ以上の侵入を防ぎましょう。

よくある侵入ルートは

  • キッチンのシンク下の隙間、次は床板、押入れ、天井板の隙間

も考えられます。

さらに、実は普段私たちが出入りしている

  • 玄関ドア下の隙間、窓サッシ・網戸の隙間

も、高確率でゴキブリの侵入を許しています。

まさか玄関から夜な夜な堂々と不法侵入している、などとは誰も思わないため、最もノーマークな突破口としてゴキブリ界では知られています。

封鎖するのがベストですが、なかなか難しい場合があります。最低限、必ずゴキブリキャップなどの駆除剤などを置いて、隠れているゴキブリを全滅させましょう。また屋外用ケースを利用して、侵入前に対策をすると効率的です。

また、定住した場合は、大きなゴキブリを見る機会も頻繁になります。こちらの場合も次の産卵をさせる前に、すぐゴキブリキャップを仕掛けましょう。ただし、ちょっと長期戦になることを覚悟してください・・・

小さいゴキブリ=繁殖しているサインです!

ゴキブリキャップP1は、誘引剤も多く、比較的軟らかく食べやすいので、小さい赤ちゃんゴキブリに困っている方にお勧めです!
早急に対策をとってください!

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