ただいま分布拡大中。ささやかな幸せをぶち壊すトラウマ生物。
2021.06.04
世界中に新型コロナウイルスが蔓延したことですっかり休日のレジャーの楽しみ方も変わってしまった昨今、身近な野山へピクニックという方も多いのではないでしょうか?
思いつきで行ってみる…そんな身近な野山には、実はゴキブリさんをも超える猛烈な嫌悪感と恐怖心を与える、トラウマ率99%の生物が潜んでいるのです。
その生物には眼が無く、ヒトや動物の体温や呼気、体臭や振動を感知する多機能なセンサーを頭頂部に備えた細長いしずく形をしています。
そして脚は無く、頭の先とお尻の先に吸盤があり、これを交互に動かして尺取虫のように進みます。
物音ひとつ立てず、足元の落ち葉や土の色に同化して目立たず、いつの間にか靴下の中や腕などにくっついています。
気付いた時には流血が…。特に痛みも無く、その生物がくっついた場所からじわじわと血が滲み出てくるのです。
本来であれば山奥のほんの小さな一角に、鹿や猪と共にひっそりと暮らしていたこの生物。
近年、山林開発に伴うヒトと生息域との接近に加え、鹿、猪、狸など野生動物の増加が思わぬ遭遇を助長しています。
身近な野山で足元から忍び寄るしずく形の吸血生物…それは「ヤマビル」です。
現在、ヤマビルは青森県を除く東北から九州まで広く分布しており、シカやイノシシなど大型野生動物と共に年々生息域を拡大しています。
ヤマビルが定着した地域には住宅地も含まれており、その近隣では深刻な吸血被害が起きています。
生息域の草刈りや落ち葉かきなど、昔ながらの里山の管理を進めることでヤマビルは住みにくくなりますが、人手が掛かるためなかなか思うように継続できないのが課題です。
コロナ禍で遠出もできず近くの野山でのんびりと…。
そんなささやかな希望を叶えてくれるのが、天然ハーブ由来の精油から生まれた虫よけスプレー「ナチュラルハーブバリア」です。
このスプレー、虫だけでなくヤマビルにも抜群の追い払い効果を発揮します。
ヤマビルはおもに足元から這い上がってくるため、靴や靴下、ズボンの上からスプレーを吹き付けます。
持続効果は天然由来成分ながら2時間以上と実用的です。
もちろん、衣類だけでなくテントなど、ヤマビルが這い上がって来そうな様々な場所に有効です。
「ナチュラルハーブバリア」はゴアテックスやタイベックなど機能性素材に悪影響を与えません。このため市販のケミカル系忌避剤のような樹脂を溶解する弊害とは無縁です。
どうぞ安心してご利用ください。
近所の公園や野山に出かける際は、タニサケの「ナチュラルハーブバリア」をお供させてください。きっと頼もしい助っ人になるはずです。