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タニサケの コラム

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実は知られていない!ゴキブリの住みか ~キッチン編~

ゴキブリ

食べ物も水もあるキッチンはゴキブリたちには快適な環境です。でも、清潔なはずのキッチンのいったいどこに潜んでいるのでしょう?
実は、こんなところにいるんです…。

マンガ 住宅侵入

意外な住みか…

◎その1:食洗機の下

ゴキブリは熱源の近くに寄ってくる習性があり、家電製品の下や裏によく潜んでいます。特に、冷蔵庫や炊飯器は年中稼働しているので、集まりやすいです。最近は多くの家庭で使われている食洗機も例外ではなく、ヒーターやモーター部分に好んで集まってきます。
大きな音がしたり作動中高温になったりして、近寄りそうもないイメージですが、ゴキブリはそんなの気にしません。非常にたくましいですね…。

食洗機の画像
ビルトインの食洗機は住みやすい?

◎その2:システムキッチンの内部

後ほどご紹介しますが、ゴキブリの侵入箇所として多いのは、キッチンパネル下の、給排水配管と床との隙間(右下写真)です。こちらがきちんと施工してあれば問題ないのですが、いい加減だとこの床と配管が隙間が空いたままです。

侵入したゴキブリはそのまま配管を登ってキッチン天板の裏側に入り込みます。なかでも、システムキッチンの1番上の段の引き出しはひときわ多く、繁殖した際には必ず目にするホットスポットになっています。

キッチンでのゴキブリ対策

侵入箇所を塞ぐ

まずは予防が第一!侵入を防ぎましょう。
キッチン周辺の主な侵入経路はシンク下の給排水配管と床との隙間です。 床下からここを通ってくるので、隙間を塞ぎましょう。

まず、システムキッチンの配管が貫通しているパネルを外します(通常はこの部分だけ、パネルがネジで止めてあります)。外した下に、床への配管の貫通部分が見えると思います。そこに隙間があれば埋める方法です。
ホームセンターなどで販売している粘土(パテ)を使うのが一般的ですが、 おすすめは、金属たわしをほぐして隙間を埋める方法です。
100円ショップなどで安価で手に入りますし、金属だとネズミにもかじられないので、併せてネズミ予防にもなります。

しかしこれは非常に手間もかかります。とりあえず、であれば、キッチンパネルと配管の貫通部分の隙間を埋めるだけでも実行するといいかもしれません。上の写真では隙間をカバーする金属製のカップ(止水栓用カバー)が持ち上げられていますが、このカップがちゃんと隙間なく施工されている場合はほぼ大丈夫ですが、心配でしたらこれを持ち上げて隙間をパテで埋めて戻しましょう。

ゴキブリキャップを設置

ゴキブリが通りそうな場所に設置するのが基本です。
今回ご紹介した食洗機の周りや、システムキッチンの天板内側、シンク下の配管付近などに仕掛けて置くと効果が期待できます。 特に、「システムキッチンの1番上の引き出しの奥」が設置ポイントとしてもおすすめです。
ただし、殺虫剤と菜箸などの調理器具が触れないようくれぐれもご注意ください。

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