ドライな厨房はチャバネゴキブリ駆除への近道です。

チャバネゴキブリの駆除は、プロでもすごく苦労します…。

飲食店や飲食店と隣接した集合住宅では、クロゴキブリよりもチャバネゴキブリが猛威を振るっています。

その駆除の難しさと言ったら…、経験した者でなければ知り得ないとてつもない苦労があります…。

世代交代に1年以上を要するクロゴキブリと異なり、チャバネゴキブリはわずか2ヵ月足らずで世代交代し、みるみる繁殖して増えていきます…。

取り除いても、取り除いても…、スプレー殺虫剤を何本投入しても収まりません…。

そんな難防除害虫の代表格であるチャバネゴキブリには「水断ち・乾燥」が効果的です。

チャバネゴキブリのまわりから水を絶つ

害虫防除の基本は整理整頓と清掃です。

そもそも発生しにくい環境づくりが効果的なことは百も承知ながら、これがなかなかできないのもまた事実…。

そこでおすすめなのが発生している環境から徹底的に水を絶つことです。

チャバネゴキブリに限らずゴキブリは水をよく飲む昆虫で、餌よりも水を優先的に欲します。

この習性を利用して効率的に駆除しましょう。

飲食店におけるチャバネゴキブリの駆除方法

まずは、厨房にお湯をぶちまけて強引に洗い流す洗浄方法を中止します。

これを続ける限りチャバネゴキブリの発生は止まりません。

次に什器から排出される水はホースをつないでグレーチング(排水溝)へ直接流れるようにします。厨房内に水漏れや水濡れがあると、これらの水を利用してゴキブリやネズミが生き続けることになります。

厨房の配水管から水漏れがあり、この修理が困難な場合は、いっそのことその配水管を元栓から閉めて使用そのものを中止しましょう。

水はトイレから分岐させるなどして、見た目は気にせずストイックに「水断ち・乾燥」します！

乾燥した厨房環境を維持できるよう、調理中以外は徹底的に水を絶ちます。

ドライ厨房はチャバネゴキブリ駆除の最短の近道です。

おうちでできるチャバネゴキブリの駆除方法

飲食店ではなく自宅でチャバネゴキブリが繁殖してしまった場合も、基本的には飲食店と同様、水を絶つのが効果的です。

飲食店と異なり、除湿機を導入して強引に除湿したり、サーキュレーターやエアコンで強制的に乾燥させたりもできるため、より効率的にチャバネゴキブリを駆除することができます。

ただ、やり過ぎるとご自身の眼・鼻・口の粘膜やお肌を傷めることになりますので、ご利用は計画的に…。

チャバネゴキブリにも「ゴキブリキャップ」

「ゴキブリキャップ」を厨房の”水断ち・乾燥”とあわせて活用することで、ホウ酸による脱水症状の誘発との相乗効果が得られ、より効率的にチャバネゴキブリを駆除することができます。

タニサケの「ゴキブリキャップ」を水濡れしない場所を中心に設置して、チャバネゴキブリを確実に駆除しましょう。

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