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タニサケの コラム

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ゴキブリさんが「クスリ」になるって本当? 驚愕の真実とは?!

ゴキブリ

ゴキブリさんそのまんまの漢方薬

人類にはゴキブリさんを漢方薬として重用してきた歴史があり、

本当にゴキブリさんを食していた時代があるのです…驚愕の事実!

そして、その漢方薬は今なお現役のおクスリとして親しまれているのです。

その名は…「シャチュウ」

日本国内の温暖な地域に局所的に分布するサツマゴキブリの雌成虫がその原料になります。

漢方薬の原料と言っても何らか加工されて形を変える訳ではなく、そのまま煮沸して乾燥させた、ゴキブリさんそのまんまです…。

大変、パンチのある見た目のため、好奇心(怖いもの見たさ)のある方は自己責任で検索してご覧ください。

血流を改善する血液サラサラ効果

漢方薬「シャチュウ」であるサツマゴキブリは数あるゴキブリさんの中でもひときわ特殊な生態をもつことで知られており、一般的なゴキブリさんの様に卵シェルターの卵鞘(らんしょう)を産まず、お腹の中で幼虫を孵化させてから産み落とす卵胎生(らんたいせい)なのです。

一度に産み落とす幼虫の数は広く知られたクロゴキブリの倍に達することから、そんな子沢山の “母は強し” を体現する雌成虫の生き様に、先人は未知なるチカラの存在を感じて漢方薬を作ったのではないでしょうか(主観)。

なお、漢方薬「シャチュウ」の効能は、血流を改善する血液サラサラ効果などとされています。

クスリはリスクと表裏一体

一方、サツマゴキブリは森林に住まうその他の無害とされるゴキブリさんとは位置づけが異なり、人家に侵入して繁殖するクロゴキブリと同様、「衛生害虫」に分類されています。

この「衛生害虫」とは、ヒトの生命を脅かす脅威となりうる昆虫類が該当し、蚊、ハエ、ノミ、マダニ、トコジラミなどを含みます。

よってサツマゴキブリは決して無害とは言えない昆虫であるため、過信は禁物であると考えます(主観)。

化学薬品と漢方薬のいずれもクスリはリスクと表裏一体、判断は難しいところです…。

情報の取捨選択で選ばれしゴキブリキャップ

現代は検索1つで様々な情報を一度にまとめて入手することが可能です。

数ある情報を精査して、取捨選択して、自分が納得できる情報を信じることが得策です。

衛生害虫のクロゴキブリの退治には、タニサケの「ゴキブリキャップ」をお勧めします。

ヒトの生命を脅かす脅威となりうる前に、安全に駆除できます。

まだお試し頂いていない方は、是非一度、ゴキブリキャップをお試しください。