異常気象を味方につける ‘異常気性’ なゴキブリさん

近年、毎年のように耳にする「異常気象」…。

今年は尋常でない猛暑が異常なのか、それとも頻発する線状降水帯が異常なのか…！？

いったいどれが異常でない気象なのか…　もはや判りません。

ゲリラ豪雨や線状降水帯に伴う大雨が降ると、地面は雨水に覆われます。

すると地中に穴を掘って生活するネズミさんや下水道に住まうゴキブリさんは当然のこと命を守る行動をとります。

そう、地中や下水道から脱出するのです…。

豪雨によって自然淘汰されるゴキブリさんは数知れず。マンホールの通気孔から脱出できる個体は限られます。

難を逃れたゴキブリさんは新たな住処を見つけるべく豪雨の中を徘徊しながら、ただひたすらに彷徨います。

オイリーな身体を武器に、豪雨に打たれながらも短時間なら泳ぐことも可能です。

そして天候が回復すると、好みの暗くて狭くて暖かい陰キャな環境へと潜り込んでいくのです。

類は友を呼ぶため、自然に新たな仲間と出逢い、再びゴキブリさんの家族はあっという間に復活を遂げるのです…。

尋常でない「生」への執着と恐るべき繁殖力！

ゴキブリさんは異常気象をも生息域の拡大チャンスとばかり味方につけて繁殖する強靭なメンタルの持ち主です。

…七転び八起き…。

私もゴキブリさんのように、雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体でありたいものです。

ゴキブリさんの生き様にリスペクトしつつも豪雨から逃れたゴキブリさんの繁殖を防ぐべく、自宅には抜かりなくゴキブリキャップを配置しましょう！

タニサケのゴキブリキャップで異常気象を生き延びたゴキブリさんを一網打尽！

このサイコパスな ‘異常気性’ は、ゴキブリさんではなく自分かもしれません…。