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タニサケの コラム

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子ムカデのシーズン到来!9月~10月のムカデ対策は?

ムカデ

秋に小さなムカデを見かけることはありませんか?
9月~10月は、子ムカデが動き出すシーズンです。7月~8月に育った子ども達が親元を離れ、自分で餌を探し始めます。

小さくてもムカデです。噛まれると危険なことには変わりありませんので、しっかり対策をしましょう!

子ムカデの侵入箇所は小さな隙間!

侵入防止のためには、以下の点を確認してください。

*サッシの締まり具合
*玄関ドアのパッキン

小さい子ムカデは、高さ「2㎜以下」、幅「5㎜」あれば入ってきてしまいます。

10月までは玄関・勝手口・窓周りに忌避剤を設置

侵入防止のため、玄関・勝手口・窓周りに「置くだけムカデンジャー」を配置するのが効果的です。
置くだけムカデンジャー」は配置後1ヵムカデを避けられます。

ムカデは水分がないとすぐ死んでしまうため、基本的に暗くてジメジメした場所に潜伏しています。
咬みつかれると激しい痛みや患部の腫れが起こる場合もあるので、履物や服装などに注意して対策や予防に心がけてください。

11月以降は春先まで特に対策をしなくても問題はありません。
気温が下がり15℃を下回るとムカデが活動しなくなるためです。夜行性ですので、日中の気温が15℃以上に上がっても動きません。
天気予報で気温をチェックしておけば、今期のムカデの活動終了時期もわかりますよ。