ゴキブリさんが最も恐れる・・・超繊細な勇者

◇驚異の身体能力を持つゴキブリでもかなわない・・・アイツ◇

昆虫界で最速の俊足をもつゴキブリさん、6本すべての足をいつでも同時にクラウチングスタートできる超越した運動能力を持っています。その瞬発力は時速３００㎞！！

ゴキブリさんは常に「位置について・用意！」が完了しているのです。電気自動車の加速度なんて・・

外敵から身を守るため、飛んで逃げるよりも走って逃げる術を極めたゴキブリさんですが、そんな俊足のゴキブリさんにも敵わない相手がいます。

それは・・・・

脚を広げると手のひらほどにもなる、巣を張らない徘徊性のクモ、アシダカグモです。
漢字で書くと「脚高蜘蛛」。
静止している時は脚を伸ばして広げていますが、ゴキブリさんを襲う時は宙に浮いているかのように体高がせり上がり、瞬く間にゴキブリさんを捕らえます。

これまでに何度か遭遇しましたが、動体視力が追い付かないほどの豪速で視界を横切ります。
「えっ！今の何？？」
「丸いホコリが動いた？！…」
…と、こんな感じで、
アシダカグモは走ると残像と化します…

アシダカグモはゴキブリさんが最も恐れる天敵として知られ、住宅1棟にはびこるゴキブリさんを1年以内に一掃します。
天敵ランキング No.1の圧倒的な狩猟能力を有し、食べながらもう一匹捕まえるほどで、夜な夜な最大20頭ものゴキブリさんを駆除し続けます。彼の右に出る者はいません。
人間からはその素晴らしい功績とイカツイ風貌をたたえ、敬意をもって ☆ アシダカ軍曹 ☆ と称されています！まさにビースト！！

軍曹は意外に紳士

その不気味な姿から、見たら駆除したくなる衝動に駆られますが、人間への攻撃性はなく、むしろ臆病です。さらに網を張らないので、家屋を汚すなどの実害もありませんし、人の食べ物の上を歩いたりする不作法もありません。

アシダカグモは外来種で、元来は日本には生息していませんでしたが、1878年に長崎県で初めて報告されました*。

＊大利昌久「わが国におけるアシダカグモの地理的分布」『衞生動物』第26巻第4号、日本衛生動物学会、1975年12月15日、255-256頁、

強者の意外過ぎる一面

しかし、 ☆ アシダカ軍曹 ☆の 狩猟能力は超一流、ですが実に超繊細な一面があるのです…。

…軍曹との同居が許されるのであれば・・・
驚くほど素晴らしい相乗効果が期待できます！

軍曹のご利用は計画的に・・・

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