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タニサケの コラム

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ヤマビル落としの決定版! ナチュラルハーブバリア!

その他

夏休みをハイキングやキャンプで過ごす計画を立てている方へ、押さえておくべき有害生物についてお知らせいたします。

鹿や猪とともに奥山から低山地まで生息域が拡散したヤマビル

近年、全国の山々で鹿や猪が増加しており、さらに温暖化に伴って生息域を拡大しているのがヤマビルです。

ヤマビルは吸血性の陸生ヒルの仲間で、元来は神奈川県丹沢山地の蛭ヶ岳,岐阜県高鷲町の蛭ヶ野高原,三重県鈴鹿山脈の藤原岳など限られた奥山に見られた生物でした。

日本の高度成長期の山林開発や植林,その後の林業の衰退や山村の過疎化,そして地球温暖化と、様々な要因が影響した結果、ヤマビルの宿主である鹿や猪が奥山から里山へと拡散し、ヤマビルもそれらの宿主と共に生息域を広げました。

いまやヤマビルは鹿とともに身近な低山地にも見られるようになりました。近年では、山の麓の公園やキャンプ場にも出没して被害が出ています。

水中を歩いて地上へ這い上がる驚異的な生命力をもつヤマビル

ヤマビルは山中の沢や小川など常に湿った環境を好み、身を隠す落ち葉の堆積した場所に多く見られます。

ヤマビルが活発な7月に彼らが普段どこに潜伏しているのかを調べた結果では、大部分(88%)が落葉から誘引捕獲されており、腐植層(8.0%)、土壌中(4.0%)と続きました

彼らの食餌は動物の血液であるため、鹿や猪の通る獣道に沿うように潜伏しています。

獣道に雨が降ると降雨に伴い一時的に雨水が川のように流れます。ヤマビルはこの流れにのってより下流へと運ばれます。

ヤマビルは雨水にのまれて水没してもすぐに致死することはありません。数日間水中に没していても生命維持します。

ヤマビルの水中での歩行能力は高く、石など吸着しやすいものがあると器用に吸着して水中を歩行でき、垂直方向を定めて地上へと這い上がることができるのです

ヤマビルの生存限界温度は高温域が39~41℃、低温域では-4~-5℃とされ、冬季に-5℃を下回る寒冷地でない限り生存できます。

また、寿命は最長約5年と長く、年に1~数回吸血すれば生きながらえるという、驚異の生命力を持ちえています。

降雨時のハイキングは要警戒!ナチュラルハーブバリアを忘れずに!

ヤマビルが活発になるのは温度が10℃以上で湿度が60%以上の時とされており、年間で言えば4月から11月まで活発に活動します。特に降雨日のヤマビルは終日活発となり、晴天日や一時雨日に比べて出現数は1.3~1.7倍にも増えることが判明しています

晴天日と一時降雨日のヤマビルの活動は、9~11時と16~17時頃にかけて2回の出現ピークがあり、その前後の11~15時はヤマビルが直射日光を嫌うため少なくなる傾向があります

晴天日でも湿度が高くなる朝夕と夜間は多く出現する傾向があるため注意を要します

このためハイキングやキャンプなどへ出かける際は、事前にヤマビルの生息密度の高い地域か否かを調べ、季節や天候、活発な時間帯などをよく理解して、ナチュラルハーブバリアによる自己予防対策を講じた上で野外に出かけることをおすすめします。

ナチュラルハーブバリアは天然由来の忌避成分ユーカリジオールを含みます。この成分は多くの昆虫の忌避剤として機能し、米国食品医薬品局(FDA)やアメリカ環境保護庁(EPA)でも有効性と安全性が確認され、Center of Disease Control and Prevention (アメリカ 疾病予防管理センター)が推奨する、病原体ウイルスを媒介する蚊に対する保護に有効な3つの物質の内の1つに選ばれています。

服の上、首回りの袖や靴下や靴に吹きかければ、水で流れなければ半日程度効果が持続します。ハイキング前にひと吹き、昼食後にひと吹きすれば万全です。皮膚のパッチテストもクリアしていますので、肌に付いても問題ありません。(まれに敏感肌の方は、痒みなどの症状が出る可能性もあります。その場合は使用を中止してください)

参考文献;

※ ヤマビルの生息分布と生息環境等に関する調査研究

岩見 光一 平成19~20年度 地域科学技術振興事業 政策課題研究より

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