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シビアな感覚で集うゴキブリさん一家のヒミツ

ゴキブリさんは大人と子供が皆で寄り添い、協力しあって生活しているサザエさん一家のような仲睦まじいコロニー(集合体)を形成しています。

ただし、ゴキブリさんにも個性があるので、サザエさん一家もあれば、ちびまる子ちゃん一家もあります。

さすがに呑んだくれの親父はいませんが、でっぷりメタボな親父はざらにいます…。

そんなゴキブリさん一家ですが、実は、お互いを引き寄せ合う集合フェロモンには驚愕の事実が隠されていたのです…。


おもに住宅に発生するクロゴキブリや、飲食店を中心に発生するチャバネゴキブリ、そして下水道を徘徊するワモンゴキブリなど、種によって集合フェロモンは異なります。

ゴキブリさんを引き寄せる誘引物質として、今日までに複数の有機化合物が発見されています。

大型ゴキブリ特有のペリプラノン類、モミの木の精油成分 ボルニルアセテート、芳香成分の植物性テルペノイド類のほか、アンモニア、アルキルアミン類、アミノアルコール類‥など多種多様です。

昆虫フェロモンの利用は1940年以降から実に80年以上に渡り研究されてきましたが、ゴキブリさんの集合フェロモンは特定できているにも関わらず、長年、有効活用できないままでした…。

それぞれの誘引物質を単独で使用しても、反応するのは一過性で持続せず、どうしても誘引源に定着させることができなかったのです。

幾度も研究を重ね、ようやくゴキブリさんの集合の仕組みが解明されました。


実は、ゴキブリさんには誘引物質だけでなくその誘引物質に定着させるための「拘束物質」なるものが必要だったのです。

ゴキブリさんを引き留める拘束物質は砂糖などの糖質、つまり「餌」です。

先述の「誘引物質」に拘束物質である「餌」を加えた集合フェロモンでなければ誘引効果は低いのです…。

「…てことは、集合するのに見返りが必要ってこと!?」

そうなんです。ゴキブリさんの集合フェロモンは報酬制だったのです!

食べ物の消化能力の低い小さな幼虫は、大人ゴキブリが排泄した直後の糞や吐き出した餌を好んで食べるため、これが魅力でコロニーに定着しています。
つまり、この「餌」がなければ皆、散り散りになっています…。

ゴキブリさんの仲睦まじく見えるサザエさん一家やちびまる子ちゃん一家は、報酬制のもとで創られた虚像だったのです…。

「…なかなかシビアな感覚をお持ちなのね、ゴキブリさん…。」

ゴキブリさんは見た目こそ生きた化石ですが、実はヒト並みに進化を遂げているのです。

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