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タニサケの コラム

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古くて新しい・昭和レトロな「ゴキブリキャップ」老舗のこだわり

ゴキブリ

◇古くて新しい有効成分「ホウ酸」◇

 ヒドラメチルノン,フィプロニル,インドキサカルブなど、ゴキブリ誘引駆除剤には様々な有効成分が採用されています。

通常、殺虫剤は採用する有効成分を時代とともに改良し、より高性能な製剤へと進化を遂げるのですが、ホウ酸団子の「ゴキブリキャップ」はあえてその道を選びません。

なぜなら、ホウ酸団子がゴキブリの予防・駆除に最適であると考えているためです。

劣化しない・気化しない・匂いもしない

ホウ酸団子には他の殺虫剤にはない大きな魅力があります。

ホウ酸は天然由来の無機物のため日光(紫外線)や水、微生物やアルカリ性物質の影響を受けて分解消失することがありません。

つまり、ずぅ~っと殺虫力を維持するのです。

冒頭の殺虫剤成分ヒドラメチルノン,フィプロニル,インドキサカルブなどヒドラメチルノン,フィプロニル,インドキサカルブなどはいずれも有機化合物のため、
・日光(紫外線) ⇒ 紫外線分解
・水 ⇒ 加水分解
・微生物 ⇒ 微生物分解
・アルカリ性 ⇒ アルカリ分解
と、複数の分解要因の影響を受けて徐々に分解消失します。

耐性ゴキブリが出現しない

また、ホウ酸は他の殺虫剤のように「遺伝的抵抗性の発達」がありません。

これもホウ酸ゆえの特権で、ゴキブリなどの昆虫はホウ酸を摂取した場合、排出する器官「腎臓」がないため、体内に蓄積し、これにより内臓の機能を失って死に至ります。もしホウ酸の抵抗性をつけるには腎臓の獲得という進化を待たなくてはいけませんが、ヒトで言えばエラ呼吸できる進化を待つようなものです。ホウ酸は殺虫剤として100年以上の歴史がありますが、未だに有効なのはこの理由です。

ヒトや猫・犬など哺乳類は、少量なら摂取しても速やかに腎臓から排泄されてしまいます。例えば猫がツメでちょんちょんしてもまったく問題ありませんし、万が一触った手を舐めても大丈夫です(わざとはしないでください)。

有機化合物の殺虫剤成分は主に神経に作用するのですが、簡単に言えば、神経の補強さえすれば効かなくなります。長期間この様な殺虫剤にさらされる事で、偶然、神経が強化されたり、不感作(鈍感になること)の変異がどうしても生じます。このミュータントは生き残り子孫を増やすため、効力が低下し、最後には全く効かなくなってしまうのです。

※1 遺伝的選抜といい、殺虫剤成分に遺伝的に強い個体が難を逃れて生き残り、生き残った者同士が交配することでより強い子供が誕生すること。

この選抜を繰り返して殺虫剤成分を完全に克服してしまう現象を「殺虫剤の遺伝的抵抗性の発達」と言います。この現象は有機系殺虫剤が開発された当初から問題視され、10~20年、短ければ5年ほどで、新しい効果の殺虫剤が必要となる、というイタチごっこが続いています。近年話題になっている「抵抗性トコジラミ」もこれが原因で生まれました。

特にゴキブリは短期間で生育し、大量の卵を産む繁殖力の高い害虫ですので、この傾向が生じやすく、いわゆる「スーパーゴキブリ」なる怪物を生み出します。

そのため有効成分の効力の持続性はとても重要であり、殺虫剤をいとも簡単に克服してしまう強靭な生命力に対抗するには、無機物で勝負するのが一番と考えた結果が「ホウ酸ダンゴだったのです。

これが最新の殺虫剤成分を採用することなく、ホウ酸にこだわり続けている理由です。

とはいえ、ホウ酸も大量摂取すれば危険!!

ホウ酸は昔から洗眼などに使用されてきたこともあり少量であれば「無害」とされていますが、実際には経口毒性は高く、致死量は少量であることから「誤飲」には厳重な注意を要します。

このため「ゴキブリキャップ」は誤飲事故を未然に防止すべくホウ酸ダンゴを指や棒でかき出せないようシェルターの形状をホウ酸団子の形に合わせ、さらにシェルターの上下がロックして容易に開かない仕組みになっています。

実物を見て頂けましたら一目瞭然です。

ゴキブリキャップ1個の写真画像

このように「ゴキブリキャップ」は誤飲事故を絶対に起こさぬよう、細部まで考え抜いて開発されています。

 ぜひ、この昭和レトロな「ゴキブリキャップ」を手に取り、老舗のこだわりをご覧ください。ゴキブリキャップは、自然との共存が唯一可能なゴキブリ駆除剤です。

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