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要注意!!家庭用洗剤泡スプレーによるゴキブリ退治のリスク
最近、「家庭用洗剤泡スプレー」を使用してゴキブリ退治する方法が巷で話題になっています。
殺虫スプレーがない場合など、身近なもので”手軽に”退治ができることが人気の理由のようです。
でもこの方法、リスクを伴っていることもご存じですか?
洗剤の「界面活性剤」で窒息死させている
そもそも、なぜ食器用洗剤でゴキブリが死ぬのでしょうか?
答えは「界面活性剤」です。
洗剤を吹きかけると、洗剤に含まれている「界面活性剤」が、 ゴキブリの体表面を覆い、腹部にある気門(きもん)をふさいで窒息死(ゴキブリは口で呼吸しません。体に開いた気門で呼吸します)させるのです。ですので普通の洗剤でも殺すことはできます。
「浸透圧」で病原菌流出の危険性が!
界面活性剤はゴキブリの体表面を覆うワックス層を突破する反面、その強力な「浸透圧」により、ゴキブリ体内にある病原菌が外へ溶け出てしまうという見えないリスクを含んでいます。
一見、殺虫成分を使わない安全な方法に思えますが、知らないうちに病原菌によって汚染されてしまうので、そのままにしてしまうと非常に危険です。
洗剤でゴキブリを退治した時は手際よくゴキブリを取り除いて、汚染源を消毒用エタノールや漂白剤できれいに拭いた後、濡れた雑巾で何回か拭き取りましょう。
その他にも・・・
洗剤には当然、強い洗浄力があります。特に泡スプレーは擦らなくても汚れを落とす強者(つわもの)です。洗い流せばダメージは少ないですが、濃いまま人体に付着すれば皮膚炎やアレルギーの原因となりえます。原液のまま床などに使えば、ペットや赤ちゃんにいつのまにか付着することにもなります。また、床の塗膜を痛める可能性もあります。
まとめ
今回ご紹介したように、巷の退治方法には意外な危険性が潜んでいます。ネットで「手軽」「効果抜群」と言われていても、その副作用は伝えられていない場合があります。くれぐれもご注意を!
ゴキブリの危険性を知り尽くして開発された「ゴキブリキャップ」を使った退治をおすすめします。
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