ナメクジ

 雨の日の招かざる来訪者。歩みの遅さに油断していると、植物の新芽(しんめ)は食い散らかし、農作物はおいしいところだけかじる無法者です。そして忌々(いまいま)しい銀ラメ色の足跡。庭にいて良いことなんてあるのでしょうか。
しかし実は、カタツムリが進化したら、ナメクジになったそうです。どっちもどっちですが。

01 貝の仲間ですが、貝殻はすでに退化し、空気中で呼吸できるようになった動物でカタツムリと同じ仲間です。殻を作る栄養を成長にまわし、早く成長して子孫を多く残すよう進化し、成功したのがナメクジだそうです
02 よく見かけるのは「ナメクジ」(体長約6cm)で、都市部に多いのは「コウラナメクジ」(体長約7~12cm)です。その他、わが国最大の「ヤマトナメクジ」(体長20cm以上)等、日本に約10種類います。
03 日中は光を避け、湿った場所に隠れて、夜間や雨の日に活動しますが、低温および高温で共に活動が鈍くなるので、4月~6月、9月~10月が最も活発な時期です。また通常卵は100個~200個で、ふ化するまでに1か月程度かかり、種類によっては4年間も生存することがあるそうです。

駆除方法 Q&A

ナメクジの被害を受けたくない!

 ナメクジに植物の新芽を食い散らかされないためのポイントは、
①家庭にあるもので駆除
②粒剤を撒く
の2つです!詳しくは下の項目をチェックしていきましょう!

Q:ナメクジはどんなところにいるの?
A:湿った場所や日のあたらない場所が住みか!

 草むらや落ち葉のあるところ、木の隙間、朽木など、湿った場所や日のあたらない場所であればどこにでもいます。植木鉢の下なども絶好の住みかです。
 畑や家庭菜園などがある場合は、土の中に潜んでいたりもします。植木鉢の中の土を広げてみても、よく見つかります。
Q:ナメクジがいるとどんな被害があるの?
A:植物が被害を受けるだけでなく、広東住血線虫症の感染源に!

 植物が直接被害を受けるだけでなく、ナメクジが出す粘液が銀色の跡を残し、不快感、不潔感を与えます。また、広東住血線虫症(寄生虫により脳障害を起こす)の感染源ともなります。
Q:ナメクジが出ないように予防する方法はあるの?
A:乾燥させるようにすると効果的!

 ナメクジは家屋周辺の草むら、木材や石の下など湿った場所を好みますので、周辺環境を整備し、乾燥させるようにすると効果的です。

ナメクジの被害を防ぎたい!

 ナメクジの被害を受けない為の駆除の方法はどんなものがあるのでしょうか?

Q:駆除方法の種類は?
A:リン酸鉄(Ⅲ)製剤、メタアルデヒド製剤など

 ナメクジは湿った場所を好みますので、環境を乾燥、清潔にするように努めます。
 また食毒剤としては、リン酸鉄(Ⅲ)製剤、メタアルデヒド製剤などがあります。
Q:身近なもので駆除する方法はあるの?
A:裸銅線や石灰など!

 ナメクジは、銅イオンを嫌うので、植木鉢に裸銅線を巻く方法、石灰などを撒く方法などがあります。
Q:おすすめの駆除剤は?
A:ナメクジキラーF(250g入り)!



おすすめの理由は、死がい処理が不要だから!

 「ナメクジキラーF」は顆粒状のナメクジ駆除剤で、使用方法は、本品をそのままナメクジやカタツムリが見られる箇所周辺にまくだけです。においに誘われて寄ってきたナメクジは好んでナメクジキラーFを食べます。その後、ナメクジは人目につきにくい場所で死にます。

以上のような駆除方法を参考にナメクジを退治してみてね!
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