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8~9月は日本脳炎ウイルスを媒介するコガタアカイエカにご用心!

2021.08.05

気軽に大自然を楽しめるグランピングやオートキャンプなどの夏のレジャー。

そんな気持ちのいい広大な開放感を好むのはヒトだけではありません。

大自然の中でのレジャーでは「蚊」がとても危険なんです。


日本国内に分布するおもな感染症媒介蚊4種(ヒトスジシマカ,アカイエカ,チカイエカ,コガタアカイエカ)のうち、特に8~9月に最も危険性の高まる種は「コガタアカイエカ」です。

コガタアカイエカはオリーブ色の体長4.5mmほどの小さな蚊で、日本全土の海岸線から中山間地の農村地帯まで広く生息しています。

なかでも水田や池沼、湿地などがある開放環境を好み、サツマイモやイチゴ、クズなどの丈の低い広葉植物で休息します。

活発に吸血する時間帯は夜間で、特に21時と深夜2時頃に襲撃のピークを迎えます。

ヒトのほか、シカやイノシシ、牛や豚など比較的大きな動物を好んで吸血します。


コガタアカイエカは日本脳炎ウイルスを媒介する蚊として知られ、近年、各地から発症例が報告されています。

日本脳炎は1960年代までは非常に恐れられた感染症でしたが、ワクチンの予防接種が普及したことで感染者は激減しました。

すっかり“ 過去の病 ”とされていますが、イノシシやシカなど自然宿主の増加やワクチンを接種していない世代の増加などもあり、再び発症例が増えつつあります。

日本脳炎は発症すると致死率が20%以上に達し、無事に生還しても深刻な後遺症を残すとされるため、楽観視はできません。


8~9月は日本脳炎の感染事例の最も多い季節です。

大自然の中で楽しむレジャーでは、長袖・長ズボンなど蚊に刺されにくい服装を基本として、虫よけ対策を積極的に行ってください。

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