トップ > 害虫大百科 > 蚊に刺されるのは健康の証!?

蚊に刺されるのは健康の証!?

昆虫にはまだまだ人類の知らない未知なる能力が秘められています。
蚊もまたその一つです。

蚊は飛びながらにして近赤外線カメラを通して皮膚の血管を造影し、血流に障害の無い、正常な血液を選んで、吸血する宿主(やどぬし)を狙い定めています。
つまり、蚊に刺されたら、一定水準をクリアした高品質な血液である証!?

「自分はちっとも蚊に刺されないんだ!」なんて、実は自慢にもならないことなんです。
血流が悪かったり、血液中に脂質やニコチンなどが多かったりすると、蚊はそれを感知して近づきません。

蚊が命を懸けてまでヒトの血を吸うのは生まれ来る赤ちゃんのため。
だからこそ、わざわざ問題のある血液に、大きな危険を冒してまで近づいては来ないのです。

本来なら蚊が無数に集まってくるはずのジョギングやウォーキングの後に、まったく蚊が来なかったら要注意!!一度、血液検査されることをおすすめします。

それにしても、あんな小さな蚊の瞳に血管を造影する能力があるなんて!驚きです。
現在、昆虫医科学の分野では、蚊の近赤外線カメラを医療に活かすべく研究が進められています。
ヒトや動物を死に至らしめる最大の原因である「蚊」は、一方で人類を救う一面も持っているのです。

いやはや、昆虫っていったいどこまで進化しているのか…
その興味は尽きません。

一覧に戻る